結果、DVDで良かった。本当にDVDで良かったと思ってしまった作品でした。
観ているうちに、『あれ?これ、監督は、荻上直子か!?』と思ってしまった映画です。んっ、いや・・・荻上直子作品に食堂かたつむりを足した様な作品といいましょうか?なんだか?見たことある映画の寄せ集め見たいな映画です。
原田知世の存在にかなり救われているような気がします。
登場人物者も、これまた・・・
『地獄耳のようこさん』除貴美子が演じてますが、
これがまた・・・
お前は、エスパーか!?ニュータイプか!?と言いたくなる様なガラス細工アーティストです。なんで、こんな感じにしてしまったのでしょうか?とても気味の悪い存在です。
光石研も出演されてますが、この映画に出してはイケなかったのではないでしょうか?とても好きな役者さんですが、この映画に出演させてしまうと、この映画が、もろに荻上直子作品になってしまいます。他の役者を使えばいいものを・・・
それに、郵便局員が制服と共に狙いすぎじゃないかな?
あがた森魚ーーーーっ!あのシーンにアコーディオンの曲変だろぉぉぉ?
あがた森魚は、悪くないですが・・・
3部構成すが、2部のお話しは、『しあわせのパン』では無く、『しあわせのカボチャスープ』になってます。あんな幼い子が、『私、父さんと一緒に泣きたかった・・・』なんて言うかなぁ?もう少し、違った言い方あるんじゃないかな?
映像は美しく撮影されていましたし、音楽も美しかったです。以前観た『セイジ』の様に泣いてしまう程か?と言うとそうでは無く、『あ~綺麗だね・・・』位です。
パンも美味しそうに撮影されてましたし、映画の中で使用される小物などがお洒落でした。
そこらへんは、よいです。が、そこらへんも荻上作品みたいなのよねぇ・・・
というか、世の中で受けが良い作品のいい所取りしようとして、見事に失敗しちゃったね・・・
作品ですね。『こう言うの入れると、女性に受けますよ。』『こんな感じが世間は好きなんじゃないの?』見たいな撮影中の会話が聞こてきそうです。
このシーンは、知世ちゃんがとても綺麗に撮れていて好きですが、このシーンが出る度に
岩井俊二の『Love Letter』を思い出してしまうんですよね。
なんども言いますが、原田知世ちゃんの可愛らしさに救われた映画でした。
鑑賞場所 自宅 DVD
点数35点
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