2018年2月5日月曜日



キャスト
井浦新/瑛太/長谷川京子/橋本マナミ/梅沢昌代/金子清文/ぺヤンヌマキ/紅甘/福崎那由他/南果穂/平田満

監督
大森立嗣

2017/日本/137分

三浦しをん原作のサスペンスドラマですが、原作は未読。

軽い感じで観るつもりだったのですが、井浦新、瑛太の二人の熱演に予想外にのめり込んでしまいました。ただ、音楽を手掛けたジェフ・ミルズのテクノ音楽がこの作風にあっていないと思うのは私だけだろうか?いい感じに作品にのめり込んで行く過程で爆音で流れるテクノ音楽、ちょっとそこで醒めてしまうんですよね。



それと、所々に散りばめられたアート映像的な感じ?あれも、う~ん?!って感じがします。ストレートにドラマで行ってくれたら良かったと思うのだけど...

しかし、井浦新が骨太になったかな?今までは線の細いやわい役者感がありましたが、今作品では男っぽく、冷たく、時に優しく演じてます。井浦新と瑛太の最後のシーンの緊迫感と悲壮感には鼓動が激しくなり、俺は凄い作品観てると興奮しましたね。そして、あらためて瑛太もほんと上手いよですね。この二人のキャスティングは見事!



4歳時の美花を演じた紅甘は、長谷川京子というより橋本マナミに感じが似ているので、女優陣の役が逆であれば完璧だろう。(まじめにキャスティング逆の方が合ってないか?)

少々不満は残るものの、この作品は素晴らしい。

評価
95/100

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