2013年2月14日木曜日

脳男


いやはや突っ込みどころ満載のネタ映画になってますね。
上映時間も対して長くはないはずなのに、私に何度と時計をチラ見させる素晴らしい映画でした。兎に角、脚本が酷すぎる!!

なぜ、犯人をあんな女性二人組に変更したのだろうか?
一人は、大富豪の親の財産を相続・中学生の時だっけか?に、アメリカの大学に進学しちゃう程頭脳明晰(末期ガン・両親の舌を切って殺害もしてます。)
そんなキーワードだけで、アレだけの人殺し、あんなデカイ病院を爆破させ、警官達を手玉に取れる理由(わけ)にし、客を説得させようとしている。
思いっきり観客舐めてますよね。

あっ、脚本書いた人、キアヌ・リーブスのスピードにちょっと影響されてますよね?いや、パクってますか?というか、見たことあるな~?的なシーンが満載!

 あとね、アレだけデカイ病院で、結構患者も居ましたよね?そんな病院が今時、紙カルテなんか使ってないでしょう?電子カルテじゃないんですかね?それに、今の世にエアー・シューターを登場させ、それが病院爆破の重要な役割をするなんて以ての外!!有り得ないでしょ・・・
エアー・シューターがあんな使われ方されていてビックリさっ!

光石研の死にっぷりに大笑いさっ!

あっ、もう一人の女もダーク・ナイトのジョーカーに見たいなメイクして、この子の最後なんて、髪型まであんな感じで金髪ときたもんだ。

この作品では、江口洋介も残念でした。ただ、ずーっと喚いているだけで、なんなんだコイツは?って中途半端な存在です。精神病んでる、刑事さんにしか見えない悲しい・・・

江口洋介の相棒(3年コンビ組んでます。)も、残念ですね。なぜ、そこでそんな死に方か?涙を誘おうとしたのか?僕は死にましぇーん!の逆、僕が死にますからぁ・・・、なんだそれっ!?あっ!?相棒が江口洋介ってことで、あの作品のパロディなのか?

松雪泰子と死んでしまった弟の年齢差がおかしいと思うのです。松雪泰子の役、年齢は何歳の設定なの?うーん!?それに、ジャバザハット母さん・・・

幼児虐待の彼もいらんわな?彼、いい役者なのに勿体無い。

後、脳男ってスーパー・マンじゃないですよね?劇中、猛スピードで3回くらい車に轢かれましたかね?それに、膝辺りに銃弾も受けてます。多分、骨とか内蔵ボロボロでしょ?あっ、何処かに行ってしまったと思ったら、ラストでピンピンしてましたね。何、あの自然治癒能力!?

監督と脚本家は、 脳男=アメコミのダーク・ヒーローと勘違いしてるんじゃないでしょうか?
それとも、ダーク・ヒーローにしたかったのか?どちらにしても、見事に失敗してます。

この映画の一番のキーワードは、説得力が無い!!!ですね。全てにおいて宙ぶらりんの説得力なしです。

エンディングも酷すぎて、声を出さぬように我慢しつつ腹抱えて笑いました。キング・クリムゾンの選曲も大爆笑!!

早くも、今年のワースト映画入り決定です。

あまりにも酷いので、点数0にしようかと思ったのですが(ヘルター・スケルターでさえ5点なのに)
松雪泰子のちらっと見えるブラが良かったので、そこに5点かな?w

あっ、後、石橋蓮司の存在に10点+かな?


鑑賞場所 MOVIX宇都宮


点数 15点

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