2013年1月9日水曜日

REDLINE

 監督『アニマトリクス・ワールド・レコード』の小池建。脚本、石井克人、榎戸洋司、櫻井圭記の3名。主演、木村拓哉、蒼井優、浅野忠信、我修院達也、岡田義徳、津田寛治など 

 出演声優人をみると、石井克人作品に欠かせない俳優が多いので非常に楽しみだったし、何しろ自分『桃尻女と鮫肌男』をはじめとする石井克人作品が大好きであるので、期待度は非常に高い。

 5年に1度宇宙最速を決め、勝利のために武器搭載も許されるカーレース『REDLINE』、さてこのREDLINE、スターウォーズEP1ファントム・メナスの『ポッドレース』の世界に似ているように思う。多種多様な人種が登場するのも、スターウォーズの世界に近いのではないか?

 このアニメの絵、迫力があって自分好みであるし、ジェームズ下地の音楽も最高なので、サントラは絶対に買い!

 声優陣、木村拓哉は、何をやっても木村拓哉と言われてしまうが、自分は声優としての木村拓哉は上手いと思うし嫌いではない、むしろ好きだ。蒼井優も「鉄 コン筋クリート」では、どこからこんな声出してるんだ?なんて思ったけど、この作品でも、『鉄コン筋クリート』張りじゃないにしろ、へぇ?蒼井優なんだ? と思える演技(声)で素晴らしい。えーと、浅野忠信は、声優向きの声じゃないように思える。声だけだと聞いていて、なんか辛い・・・

  OPのレースシーンは、迫力があって非常に良いんだけど、ストーリーが進むにつれて話がゴチャゴチャしてくる。脚本の3人がやりたい事を全て盛り込ん じゃったんじゃないか?と思える展開になっていく。ストーリーがゴチャゴチャすると、このアニメの絵自体が迫力があるしので、なんか?辛い・・・  
 絵の画力、音楽なども考えると、色々なものを絡めずシンプルにREDLINEのレースでいったら良かったのにと思うんですけど・・・勿体無い!

 ゴールシーンは、あんなのでいいの?カーレスのREDLINEでしょ?マラソンじゃないよね?爆発の勢いでゴールなんて、タツノコアニメみたなんだけど? 




鑑賞場所 自宅 DVD


点数 75点

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