2013年1月21日月曜日

ヴァンパイア

 監督・脚本・音楽・撮影・編集・プロデュースの一人6役の岩井俊二8年ぶりの作品。かなり、期待大です。

主人公は女性の首筋に噛み付いて血を吸うのではなく、採血によって血液を摂取するヴァンパイアで、彼の餌食となるのは、自殺志願者の女性。現代で生きるヴァンパイアは、日光を浴びても死にはしないし、高校で生物を教える教師をしている。

劇中、ヴァンパイアを模倣する胸糞悪い殺人鬼が登場しますけど、彼と主人公は同人種ですよね?自分をヴァンパイアだと思い込んでいる殺人鬼なのではないだろうか?

それとも、彼もヴァンパイアを模倣しているだけなのかもしれない?
 血液を飲んだ後、嘔吐したりしているし、人間に輸血したりしています。
彼女はこの後、ヴァンパイアとなるのか?

ならないよね?

久しぶりに岩井俊二の美しい映像・音楽を体感でき、20代~30代にかけて映画を貪るように観ていた自分を、この作品を観ながら思い出しました。LASTも好きです。

しかし、年齢層高かった・・・8割が50歳以上でした。



鑑賞場所 シネマテーク高崎



点数 80点

0 件のコメント:

コメントを投稿