2012年11月20日火曜日

のぼうの城

11/2に公開されていながら、なかなか観に行けず、ようやく観に行ってきました。


いきなりですが、原作と同じく、ちょっと期待しすぎてしまいました。原作は、軽くサクサクっと読み終えてしまって、こんなものなの?なんで、こんなに売れてるんだろう?と、がっかりしたんですけど、この映画もそんな感じです。

この時代(戦国)に興味がある私としては、役者の演技やセリフに違和感じ過ぎて、その違和感が非常に気になり、映画にのめり込むことができないまま、映画終わってしまいました。

野村萬斎、ちょっと役を作りすぎちゃったかな?と思いましたね。でも、どこからどう見ても、野村萬斎なんですよね?

石 田三成役の上地雄輔、石田三成の知性を出せておらず、非常に残念です。セリフを話さなければ、キリッとした感じが出ていてイイね!って思ってたのですが、 いざセリフを話し出すと、なんか・・・頭が悪そうでして、後に徳川家康と天下分け目の大戦、関ヶ原の戦いを引き起こすような感じには見受けられません。2 代目の坊ちゃん武将って感じです。この映画の石田三成のやってる事が残念過ぎてなりません。『あんたバーカ!?』と、どこぞのアニメキャラのように突っ込 んでしまいます。

甲斐姫も、ちょっと違うかな?と・・・ね!

演技で良かったのは、農民ですかね?芦田愛菜ちゃんとか・・ね、ピエール瀧とか・・・ね
真面目に、農民役の役者さんは良いです。


 水 責めの際の堤の決壊シーン、とても迫力があって、いや、あり過ぎて怖いくらいでした。震災直後の上映を延期したのは正解だなと思うくらいの迫力。忍城を水 責めする為に堤を作る際に、土を掘り起こしてる時、埴輪などが出てくるのは良かったです。あそこら辺は古墳がたくさんあるので、そんなこともあったので しょう?

映画自体は、迫力もあるし面白いので、軽く観たら良いのでしょう。ライトノベルを読む感覚で観るとがっかりしないのかなぁ~と思います。原作が楽しめた人は、面白く見れるのかな?

漫画『花の慶次』読む感覚で、これ観たら非常に楽しめる。

はず・・・


鑑賞場所 MOVIX宇都宮

点数70点


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