2013年2月2日土曜日

ヘルタースケルター

いやー、イライラして、ストレスが溜まる映画ですこと。たまらんわっ!
あーっ、ヘルタースケルター=ひっちゃかめっちゃか・・・そうですね、そのとおりですねぇ!が感想ですね。

蜷川実花監督作品は、『さくらん』は途中で断念してしまったので、もう、観るのやめちゃおうか?って心の叫びを、頑張って押さえ込んで、今回は最後まで観ました。俺、頑張った!

無駄なシーンの使い回しが非常に多いんで、『もう、この辺で勘弁してくれや!』と何度とつぶやいたことか?それと、この人の異常なくらいの音楽のセンスの無さには、びっくりするわー!このシーンに、この音楽使うんすか?ないわー!

アノ曲が流れた時は、エヴァかよっ!?って、突っ込んでしまった。エヴァで『翼をください』がBGMで使われる所があるんですけど、そんな感じのシーンがあるんですよ・・・
蜷川監督は、あのシーンにかなり影響受けていると、私は思っております。エヴァの監督の奥さん安野モヨコだしぃ・・・

 劇中の女子高生のギャーギャー声が堪らなくウッセーーーーーよっ!!!女子高生の声で時間稼ぎするんじゃねー!金払って、なんでストレス溜めなあかんねん!?まぁ、レンタル当日返しで260円だけどさぁ?それでも、失敗した!俺のバカって、何度も呟きました。

何 故に、りりこのマネジャー役を寺島しのぶにしたんですかね?そして、なんで設定を30代にしたんですかね?その意味がわからん?その設定にしてプラスにな る事はあったのかい?寺島しのぶの良さを全然引き出せず、寺島キモッ!って、思わせちゃう監督の意図が解りません。寺島さんは、何故にこの作品に出演して しまったのか?

あと、無駄に作り込んだ大森南陽の演技、なにあれ?この映画には浮いてんじゃない?って、思ってしまいます。もうちょっと、軽くていいんだけど・・・

無駄に豪華な役者陣が、本当に無駄に使われているのね。そして、この映画に出演されてる、全ての役者の演技がミスマッチのように感じる。そこも、ひっちゃかめっちゃか!
漫画のあの独特の世界観を少しも再現出来てないのね。難しいのは、解るけれども・・・

見世物小屋で蛇喰い女を見てしまった様な、何とも言えない気持ちになるのが漫画のラストなんだけど(私的に)、映画では全然表現されてないのね。何アレ?なんなの?

ただ、りりこ(沢尻エリカ)と麻田(大森南陽)の水族館のシーンだけは好きだ。そこだけは、良かったな。

あっ!沢尻エリカ・・・なんの為に脱いだん?沢尻エリカの演技力は何処にいったん?
蜷川さん、本当に役者のよさを見事に無くす方ね。

蜷川実花は、女子の好みそうな綺麗で可愛い写真を撮ってればいいんでないかな?と思うんです。もう分かったでしょ?マスターべショーン映画を撮るのは、もうやめなさい!

ただただ、辛い映画でした。本当に辛い!

あと、出たがりだな?あんた・・・


鑑賞場所 自宅 DVD

満足度 5点

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