2012年11月30日金曜日

くそガキの告白




仕事帰りに、営業車飛ばしてシネマテーク高崎にて鑑賞してきました。正直期待値は、ゼロに等しい状態での鑑賞でした。
だって、このフライヤーですもの・・・

それに、主演がキングオブコメディの今野ですし、相手役のた田代さやか・・・誰!?でしたよ。でも、シネマテークで上映する位の作品なのだから?という少々の期待もあったかもしれません。

シネマテーク高崎と自分は相性が良いのです。

はっきり言わせて頂きますけど、この作品2012年度邦画部門NO1です。それに、主演男優賞・・・今野浩喜、主演女優賞は・・・田代さやか、助演女優賞・・・石井トミコとなりますね。

もう、決定です。

今野の演技素晴らしいですよ。LASTの演技なんて、物凄いカッコイイ男になってますし、所々で笑わせてもらい、LASTでの演技では魅入ってしまいました。監督の人選素晴らしいと思います。
 田代さやかも一緒で、失礼な言い方ですけど・・・低予算映画だから、この子なのか?なんて思っていたのですが、謝ります。彼女の演技力素晴らしいです!

観ていて気になったのは、光の使い方でしょうか?やけに、妙に明るい光の使い方が私としては気になった程度ですかね。

ゆうばりファンタスティック映画祭で4冠を受賞した作品なだけはあります。納得の映画!
久しぶりに、映画観たー!と清々しい気持ちで劇場を後にできました。

皆、何か言い訳して、誤魔化して生きてるんだよね。自分も、くそガキ要素満載なので、この映画に共感できてしまった。

シネマテーク高崎では、イベントとして『好きだ!!!』 割を実施していました。受付で、『好きだ!!!』と告白したら、1、000円で観れるというものw
やってやりましたよ。受付の可愛らしい女性に『ハイ!どうぞ!』と言われたら、真面目に、ドキドキしてしまいましたけど・・・

監督と今野さん、田代さんのトークショーに行けた人、羨ましいです。


鑑賞場所 シネマテーク高崎

点数99点

2012年11月25日日曜日

月とキャベツ ロケ地





私の大好きな映画の一つ『月とキャベツ』のロケ地にようやく行ってきました。
公開から、もう16年経ってるんですね。

先ずは、主人公 花火(山崎まさよし)の家
群 馬県中之条町にある、栃窪分校です。 現在は、公民館になっているようですが、本当に山の中です。周りには猿が沢山いて、野良猫がビュッと横切るような感じで、猿が飛び出してきたりします。分 校の中に入りたかったのですが、鍵が掛かっていて入れない。無念!しかし、後から調べたところによると、近くの民家で鍵を保管していて、鍵を貸してくれる んだそうな。うぐぐ・・
 旧栃窪分



教室の中の黒板には、『月とキャベツ』を大好きな人が書いたメッセージが残っています。
2007.08.17のメッセージ・・・その時、僕は何をしていたんだろか?

それと、花火が使っていた水道

分校の入口には、「月とキャベツ」を大好きな人たちが書き残したメッセージがノートにギッシリと書かれていました。今でもまだ、この地を訪れる人が多いみたいですね。




小さくて見えにくいですが、猿に遭遇しました。本当に見渡す限りに山です。




伊参スタジオ
『月とキャベツ』の他にも、役所広司主演の『眠る男』のロケ地にもなっています。
私が訪れた日も、ロケ隊が来ていて撮影していました。この日来ていた俳優は、管理人さんが言うところによると、あまり有名な俳優ではないらしいのですが・・・結構、私にしたら『スゲーっ!』と歓喜してしまう俳優が来ていたのではないかと気になってしまいました。

この伊参(いさま)スタジオも、元は学校でした。見ればわかりますね・・・
で、ついこの間まで、隣にある体育館で伊参スタジオ映画祭が開催されていたのです。
伊参スタジオ映画祭

宿泊もできるようです。この日は撮影の為、2階には行けず確認は出来ませんでしたが、そちらにベッド等があるようです。1泊2000円也

私が伺った前日に、伊香保で山崎まさよしのお座敷LIVEがあったそうで、LIVEの日は若い女性ファンが沢山訪れたそうです。山崎まさよしに関するモノは殆ど揃っているように思えます。

※展示物を持ち帰ってしまう人がいるようですが、気持ちは解るが、そういう事は絶対してはなりません!















伊参スタジオで育てられているキャベツ





まだ、観ていない作品なのですが、『眠る男』展示室





もう一度行きたいと思っています。

One more
 time, 
 One more chance

2012年11月23日金曜日

009 RE:CYBORG

『009』は、カジった程度の私。『009』だったら、『ジェームズ・ボンド 007』の方が得意だったりする。009と言ったら、加速装置くらいしか覚えていないのです。

そんな状態での鑑賞。

随所に『攻殻機動隊』『イノセンス』要素が盛り込まれている。
あれは、『人狼JIN-ROH』かな?それと、『機動警察パトレイバー2』 的な要素も見られるような気がしました。

詳しく知らないのだけど、元は、押井守が監督を手がける予定だったとか?押井守が監督であった場合、ジョー(そのまま)、フランソワ(58歳)、イワン(犬)、他の6人(死亡)だそうだが・・・

ワオ!


ス トーリーは、攻殻機動隊の笑い男事件がベースぽいので、『笑い男事件じゃん!』 などと、たかをくくっていたら、そうきますか?と言うラスト!気に入らない人が多いようだけど、私的には問題なく観れた=009に思い入れがないからとも 言えるのかもしれないし、宗教学・哲学が嫌いじゃないからとも言えるかもしれない。

明確な答えを求める人には、苦痛を伴う作品に思う。

とにかく、映像・音楽のクオリティが高くて、久しぶりに映画を見てゾクゾクする興奮を味わった。
絶対、映画館で観ておく作品だと思う。

009 に思い入れがないとは言え、9人揃って、戦闘服を着て戦って欲しかった。そのへんが残念でした。それに、以前の009に思い入れがあったら(ちゃんと作品 を観ていたら)感想は、全く違うものになっていたかもしれない、イヤなっていただろうな?明確な的を欲したのではないだろうか?

フランソワーズ(003)が、ジョー(009)に 『私だけまた3年歳取ってしまった』 のセリフ
こ れは、3年ごとにジョーの記憶をリセットすることからのセリフなのだろうけど、実際にフランソワーズは、旧作品の年齢設定は16歳、平成版では19歳の設 定になっている。この作品のでの設定は不明。しかし、ジョーは旧・平成ともに18歳であるから、3年のキーワードの深読みをしてみたりする。まぁ、他の戦 士も年齢設定変わってるんだけどね。

監督の、言葉遊びが他にもあるもので・・・


鑑賞場所 MOVIX伊勢崎

点数95点


2012年11月20日火曜日

のぼうの城

11/2に公開されていながら、なかなか観に行けず、ようやく観に行ってきました。


いきなりですが、原作と同じく、ちょっと期待しすぎてしまいました。原作は、軽くサクサクっと読み終えてしまって、こんなものなの?なんで、こんなに売れてるんだろう?と、がっかりしたんですけど、この映画もそんな感じです。

この時代(戦国)に興味がある私としては、役者の演技やセリフに違和感じ過ぎて、その違和感が非常に気になり、映画にのめり込むことができないまま、映画終わってしまいました。

野村萬斎、ちょっと役を作りすぎちゃったかな?と思いましたね。でも、どこからどう見ても、野村萬斎なんですよね?

石 田三成役の上地雄輔、石田三成の知性を出せておらず、非常に残念です。セリフを話さなければ、キリッとした感じが出ていてイイね!って思ってたのですが、 いざセリフを話し出すと、なんか・・・頭が悪そうでして、後に徳川家康と天下分け目の大戦、関ヶ原の戦いを引き起こすような感じには見受けられません。2 代目の坊ちゃん武将って感じです。この映画の石田三成のやってる事が残念過ぎてなりません。『あんたバーカ!?』と、どこぞのアニメキャラのように突っ込 んでしまいます。

甲斐姫も、ちょっと違うかな?と・・・ね!

演技で良かったのは、農民ですかね?芦田愛菜ちゃんとか・・ね、ピエール瀧とか・・・ね
真面目に、農民役の役者さんは良いです。


 水 責めの際の堤の決壊シーン、とても迫力があって、いや、あり過ぎて怖いくらいでした。震災直後の上映を延期したのは正解だなと思うくらいの迫力。忍城を水 責めする為に堤を作る際に、土を掘り起こしてる時、埴輪などが出てくるのは良かったです。あそこら辺は古墳がたくさんあるので、そんなこともあったので しょう?

映画自体は、迫力もあるし面白いので、軽く観たら良いのでしょう。ライトノベルを読む感覚で観るとがっかりしないのかなぁ~と思います。原作が楽しめた人は、面白く見れるのかな?

漫画『花の慶次』読む感覚で、これ観たら非常に楽しめる。

はず・・・


鑑賞場所 MOVIX宇都宮

点数70点


2012年11月4日日曜日

益子陶器市 秋


本日、益子秋の陶器市に行って参りました。前回の春の陶器市に行ったのが5月ですから、もう半年が経ちますか?月日が経つのは早いものです。

雲一つない晴天、11月とは思えぬ暖かさ?イヤ、暑い・・・
そんな中での陶器市ぶらりぶらりでした。

お 客の出足は、春の方があった様な気がします。結構、楽に駐車場に車を止められたました。11時ちょい過ぎに街に入ったのですが、覚悟していった割には、お 客さん少なく感じました。(春に比べて)春は、ゴールデン・ウィーク期間で開催日数も長いし、メインは春なのでしょうかね?







なんだか素敵!

 まずは、お昼を食べてからの探索しよう!ということで、前回お昼をいただいた『ヒジノ ワ』さんに寄ろうかと思ったのですが・・・今回は、別の場所を探すことにしました。とりあえず、ヒジノワさんの看板をパシャリ♪窓から覗いたところ、春の 時は、お弁当形式のランチでしたが、今回はプレート形式になっていました。





くまもん!も益子に遠征です。w
お昼の益子の町並み!春の時は、人で溢れていましたけど・・・

栄養ドリンクもこんな風にするとお洒落ですね。






今回のお昼は、『ペペ』さんでランチです。ツイッター情報で、オムライスが美味しいとありましたの♪オムライスランチ(サラダ・スープ・デザート・ドリンク付きで1、000円なり)
昔ながらのオムライスで、大変美味しゅうございました。ツイッター情報がなければ、スルーしていたでしょう!ツイッターもいいっすね!

 
レトロなグラス!好きです。

ランチを済ませ、ぶらりぶらり本格始動です!
春の時に時間に余裕が無く、スルーしてしまった『かまぐれの丘』 今回も開催していてくれました。





クワバラジュンさんのお店のパンダム!結構評判です。




カ ホンの装飾をしている方のお店もありました。とても気さくな店主さんで、色々楽しいお話を聞かせてくれます。この日は、JAZZLIVEもありまして、店 主さんもカホンで参加なさるので、見に来てね。と言ってくださったのですが、陶器探しに夢中になり、LIVEの時間をすっかり忘れてしまいました。店主の カホン演奏が見れず残念!




店のベンチの下で日向ぼっこ





『かまぐれの丘』を後にし、更にインスピレーションびびーん!の陶器を探す旅に出ます。
欲しい作品は、たくさん見つかるのですが、買うっ!って商品は、なかなか出会わないものです。
お金が湯水のように使えたら話は別なんだけど・・・


のきしたぎゃらりー!お地蔵さんぽいのが沢山います。

屋根瓦がカラフルです!
















益子陶器市、アーティスト達の創作力に本当に感動します。物凄い刺激を受けますし、来ている人々もお洒落な方が沢山いらっしゃって、物凄い刺激を受けます。見ているだけで、ワクワクする場所なので、行ったことない人は、一度行ってみると良いと思うのです。





日が落ちてきたので帰るとしますか!
また、来年の春の陶器市を楽しみに・・・




インスピレーションびびーん!の珈琲かっぷを買うてまいりました♪
熱くて苦い珈琲を淹れて飲むのが楽しみです。
 こちらの工房さんは、取っ手の所に『月』の印があるのです。