六つの物語が、過去・現在・未来と時空を超えて繰り広げられています。役者陣もその時代に合わせて色々な役で登場してきます。(特殊メイクなどしてます。)最後に、この役者は、この時代の誰を演じていましたよ。見たいな感じで紹介されるので、ビックリすると思います。
六つのストーリーそれぞれが、SF・ロマンス・コメディ・ファンタジー・サスペンスなどなど、色々な表情をもっていて、それぞれに面白く仕上がっています。
ひとつの時代の話が終わったので、次の時代の話へ行くのではなく、六つの時代が交差しながらストーリーは繰り広げられますが、コレがまた上手く仕上がっていて、特に混乱もしませんし、上手いなぁ・・・と、スクリーンを眺めながら唸ってしまいました。
自 分は、近未来の話が何となく好きなんですけど(ブレード・ランナーであり、マトリクスでもあるような世界)、次はコメディかな?コメディは爆笑してしまい ました。 でも、クラウドアトラスを作曲する音楽家の彼の最後のシーンは、ちょいとホロリしました。古き良き時代のフランス映画のような感じ?
そうそう、クラウドアトラス、本当に美しい曲です。
ペ・ドゥナは、出世しましたね!『空気人形』なんかでも、体を張って頑張っていましたけど、いつの間にやらハリウッド女優の仲間入り。 ペ・ドゥナは、人形役がよく似合う。
しかし、弁護士の奥さん役の時のメイクは、アバターみたいで、ちょっと不自然でしたけど・・・
私の大好きな、ヒュー・グラント様が汚れていたなぁ。ヒュー・グラントって、なんで女性に人気無いのだろう?自分の周りだけか?えらい嫌われようなんだけど・・・
えっと、兎に角素晴らしい作品に仕上がってますので、是非劇場で観た方が良いと思う作品でした。一人ではなく、友達・恋人等、複数で劇場に行くとまた楽しいのではないかと思います。
鑑賞場所 MOVIX宇都宮
点数 100点