2013年3月20日水曜日

クラウド アトラス

上映時間が3時間もあるのですが、あっ!という間に終わってしまってビックリしました。それくらい、のめり込んで観てしまいました。

六つの物語が、過去・現在・未来と時空を超えて繰り広げられています。役者陣もその時代に合わせて色々な役で登場してきます。(特殊メイクなどしてます。)最後に、この役者は、この時代の誰を演じていましたよ。見たいな感じで紹介されるので、ビックリすると思います。

 六つのストーリーそれぞれが、SF・ロマンス・コメディ・ファンタジー・サスペンスなどなど、色々な表情をもっていて、それぞれに面白く仕上がっています。

ひとつの時代の話が終わったので、次の時代の話へ行くのではなく、六つの時代が交差しながらストーリーは繰り広げられますが、コレがまた上手く仕上がっていて、特に混乱もしませんし、上手いなぁ・・・と、スクリーンを眺めながら唸ってしまいました。

自 分は、近未来の話が何となく好きなんですけど(ブレード・ランナーであり、マトリクスでもあるような世界)、次はコメディかな?コメディは爆笑してしまい ました。 でも、クラウドアトラスを作曲する音楽家の彼の最後のシーンは、ちょいとホロリしました。古き良き時代のフランス映画のような感じ?

そうそう、クラウドアトラス、本当に美しい曲です。

ペ・ドゥナは、出世しましたね!『空気人形』なんかでも、体を張って頑張っていましたけど、いつの間にやらハリウッド女優の仲間入り。 ペ・ドゥナは、人形役がよく似合う。
しかし、弁護士の奥さん役の時のメイクは、アバターみたいで、ちょっと不自然でしたけど・・・

私の大好きな、ヒュー・グラント様が汚れていたなぁ。ヒュー・グラントって、なんで女性に人気無いのだろう?自分の周りだけか?えらい嫌われようなんだけど・・・

えっと、兎に角素晴らしい作品に仕上がってますので、是非劇場で観た方が良いと思う作品でした。一人ではなく、友達・恋人等、複数で劇場に行くとまた楽しいのではないかと思います。


鑑賞場所 MOVIX宇都宮


点数 100点

2013年3月19日火曜日

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

もう、ツッコミどころ満載でねぇ・・・

初っ端から物語の展開が読めちゃって、まさかねぇ?なんて、思っていたりすると、そのとおりに展開して行くんですね。

で、なんで?どこから?なんで?の連続

この作品は、子供向けに作られたのか?それとも、『宇宙刑事ギャバン』が放映されていた当時に子供だった、今、お父さん向けて作られたのか?

まぁ、お父さんと子供に映画館で見てね! 感じなんでしょうけど、どちらにしても酷いわぁ・・・

酷いわぁ・・・

酷いわぁ・・・

これで、鑑賞料金1800円取っていてのかな?

『宇宙刑事ギャバン』をリアルタイムで見ていた自分は、かなり期待していたんですけど、ガッカリだよ。物語が破綻してると思うのよね。

子供騙しにもならん!!!

大葉研二(初代ギャバン)が出てきた所くらい見るところがないっす。後、穂花が出ててた・・・うふっ
子供向け戦隊ものとかに、よく過去AVに出ていた女優さん出てくるけど、これはお父さんへのサービスなのかな?イケ面俳優は、お母さんへのサービス♪

まぁ、映画館で観なくて良かったぜ!あぶねぇ・・・


鑑賞場所 自宅 DVD


点数20点

2013年3月8日金曜日

恋の罪

園子温監督が『都電OL殺人事件』にインスパイアされて撮った映画との事で以前よりかなり期待していました。

『都電OL殺人事件』そのものが、とても興味深い事件で興味がある。佐野眞一の『都電OL殺人事件』なども読んでみたいとおもうのだが未読。

さて、これは映画を観ているというより劇団の舞台をみているような感じたのは、役者陣の発声のしかたのせいだろうか?

 映画、そこらへんのAVよりも、エロティックで、神楽坂恵が子供にオシッコ見せてるシーンなんて、かなりのもので、そのシーンのBGMにマーラーがなんかいいのよ。

冨樫真の迫真の演技が素晴らしいと思います。昼は大学准教授というお堅いお仕事をしていながら、夜は娼婦という秘密を(病んでる)女性を見事に演じています。それに、冨樫さんのガリガリのお体が病んでる感じを増大させてます。

一番怖いと感じたのは、大方斐紗子お母様ですね・・・怖すぎる!旦那と娘に憎悪を抱いているお母様を熱演されてます。

ウインナーが、フランクフルトになっている所とか、笑えます。ふふっ

水野美紀が不倫相手に言われるがままになるところも、なんかゾクゾクしました。オナニーとか、呼び出されるところなんかいいわー。私自身のしてみたい願望かもね?

水野美紀の不倫シーンから、猟奇遺体が発見される。その流れが、グロいのですが、エロくもあると感じるのです。

あっ、津田寛治もはまり役ですね。岩松了(友情出演)はまり役ですね。ふふふっ

映画に使用されている音楽も私好みでしたし、そのシーンに合わせて音楽を使用していると思いました。

人間たがが外れるとあっという間に転げ落ちていくのですね。


鑑賞場所 自宅 DVD


点数 80

2013年3月5日火曜日

機動戦士ガンダムUC ep6

EP5から1年、ようやく公開されましたEP6!

リディ人相変わっちまったなぁ・・・

アンジェロの大佐に心酔しまくっている狂気の演技よかった。

ジンネマンとマリーダの血は繋がらないが、心では真の親子になっている会話に少々ホロリ、年をとると涙腺が緩くなるのよ・・・

EP5のラストは、ゼネラル・レビルにシナンジュがバズーカーを放つシーンで終わったわけですが、ゼネラル・レビルVSネオ・ジオン(シナンジュ、ローゼン・ズール)が、新規追加カットを盛り込まれた形で物語は始まります。

やさぐれちまったなぁリディ・・・リディが短期間の間に人相が変わり過ぎて、もぅ・・・


リディが気になって、気になって・・・嘘だけど。

さて、『足がありませんな?』とジンネマンが言ってましたが、フル・フロンタル、EP7では新型に乗るのかな?

フル・フロンタルもカッコ良かったですね。言ってることは、正論だと思いますし・・・

と、サクサクっと書いて終わりにしましょ!

アタシ、また1年待たされるのね。


鑑賞場所 MOVIX 宇都宮


点数 98点

2013年3月3日日曜日

アルゴ

見逃してしまった作品『アルゴ』がアカデミー作品賞に輝きリバイバル上映される事になったので、早速鑑賞してまいりました。

ベン・アフレック、マット・デイモンとの共同脚本 『グッド・ウィル・ハンティング』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を獲ってるので、アカデミー賞は2度目ですね。

1回目の受賞で、内頂点になり過ぎて、名のある女優たちとやりまくり、ハリウッドから干されていた彼が、ようやく帰って来ました。

今作品でも天才と言われていた彼の才能が遺憾なく発揮されていたように思われました。

1979 年、イラン革命の最中に発生した米大使館人質事件(実話)の人質救出劇ですが、実際は映画ほど緊迫感ある救出劇ではなかったのではないかな?淡々と救出が 行われていたのではないかと思うのですが、ベン・アフレックの脚本でスリリングな救出劇になっていると思います。

じつは、映画以上の救出劇だったのかもしれないですけど・・・

物語は後半までは、結構淡々した感じで物語は進むので少々眠気に襲われたりするのですが、後半に向けていい感じ緊迫度が増して行きますので、おめめパッチリでございます。

実 際に人質になられていた方達と、その方達に扮した役者を上手に似せているのには驚きました。あっ、驚いたと言えば、今作品、派手さが全くありません!もっ とね、こう、バーン!見たいなド派手な映画かと思っていたのですが、ごっつぅ地味な作品でびっくりしましたが、だが、それがいい・・・

劇中に使用されている音楽んもセンスよし!ベンの趣味なのかしら?いいわぁ~

そうそう、エアー・シューター出てきましたね!エアー・シューター!『脳男』のエアー・シューター!
と、『脳男』を何度も貶す。 

さて、クソ作品『脳男』の話はもういいや・・・

ベン、これからも素晴らしい作品を観せてくださいね。


鑑賞場所 MOVIX 伊勢崎


点数 90点