2016年7月4日月曜日

起動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY



『起動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』

監督 松尾衡

キャスト 中村悠一/木村良平/行成とあ/大原さやか/平川大輔/咲野俊介/佐々木陸/土田大

2016/日本

軽い感じでガンダムだからということで観たのですが、うーん、コレはいい作品だ!(ガンダムだからと言って全て観るわけではなです。1年戦争に関連してる作品は観ますけど。)原作である漫画サンダーボルトには全くと言って興味なかったですが、キャラに声が吹き込まれ、綺麗な作画で躍動感が加わるとこうも魅力的になるのか?と絶句してしまいました。

更にイオ、ダリル両主人公の魂である声もいい...

イオ・フレミング(連邦/ガンダムパイロット)にはJAZZを、ダリル・ローレンス(ジオン軍/サイコザクパイロット) オールディーズという音楽の対極も面白い。その音楽が菊池孔というから鳥肌が立つ!
メイン・テーマのピアノを弾いてるのが大西順子というもの凄いですね。



そう、今までのガンダムでいうとジオンのダリルがガンダムパイロットのキャラなんだと思うんだ。
イオみたいな男がガンダムに乗ってるってのがコレマタいい所!

イオ・フレミング

ダリル・ローレンス


そして、久しぶりにMS戦で興奮しました。『起動戦士ガンダムユニコーン』の1話でも結構興奮したもですが、今回はその比ではなかった。太田垣靖男のMSって、自分的には正直受け入れられなかった訳だけど、本作品を観てしまったら面白いものでカッコいいと思ってしまうんですよね?作画、スピード感によるものか?しかしだ、サイコ・ザクはジョニー・ライデンのMS-06R-2ですよね?大戦末期という設定だから、ジョニー・ライデンがゲルググに乗り換えた後に実験機としてサイコ・ザクとして生まれ変わったのであろうか?という妄想も楽しい...

フルアーマー・ガンダム

サイコ・ザク

皆が知ってるサイコ・ザクも登場する!
上映時が70分しかなく、総集編の作品なので仕方の無いところだが、エピソードについてもっと掘り下げて欲しいと思うシーンがわんさかある。しかし、掘り下げて欲しい!という気持ちが強いだけで、決して不満なわけではない。オリジナルシーンを追加しての70分にまとめるという制約がある中では上出来だと思います。出来たら120分くらいで観たかったけどね。


『起動戦士ガンダム』を観ていた少年は、おっさんになった!朝六時にガンプラ欲しさに模型店に並んだ少年はオッサンになってしまったのだ。そんな、私はこのガンダムと菊地成孔の音楽の組み合わせが最高に好きだ!こんな大人のガンダムもあっていいじゃない!

2016年に観た映画上半期NO,1と言っても過言ではない。




私的評価 100点 こんなに興奮したのは久しぶりだ!

鑑賞日 2016.06.29 観賞場所 MOVIX宇都宮

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